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至急何とかしたい!借金返済ができない時のトラブルをチェック!
借金返済ができなくて至急何とかしたいと考えている方は少なくありません。
確かに、「借金がどんどん膨れ上がっている」「貸金業者への返済期日に間に合わない」といった状況が続くと、どんなトラブルが起こるのか不安になってしまいますよね。
消費者金融やクレジットカード会社を利用して借金をして返せないとしても逮捕される心配はなく、以下のように民事と刑事では手続きが異なるのが理由です。
民事と刑事の違い
- 民事⇒お金の貸し借りに該当する
- 刑事⇒刑事問題にしか介入しない
犯罪者扱いをされることは一切ないものの、借金の返済ができないと様々なリスクがあります。
以下では借金返済ができない時のトラブルを幾つか挙げていますので、「至急何とかしたい」「毎月の生活がギリギリ」という方はきちんとチェックしておきましょう。
電話や郵便で催促が行われる
借金返済ができない時は、電話や郵便で貸金業者から催促が行われますので注意しなければなりません。
申し込み時に登録した電話番号へと電話がかかってきて、「いつまでに返済できますか?」と尋ねられます。
具体的に貸金業者からの借金返済へのアクションやステップについて見ていきましょう。
借金返済へのアクションやステップ
- 催促の電話が登録した携帯電話や固定電話へとかかってくる
- 無視していると職場など他の連絡先に電話がいく
- 一定期間が経過すると本社から自宅へと郵送で催促状が届く
- 貸金業者の社員が自宅への訪問で催促に来る
- 警告の催促状を更に無視していると裁判所から支払いに関する催促が来る
- 裁判所からの通知を放置していると強制執行が行われる
電話がかかってくる段階ではまだ大丈夫ですが、自宅へと郵送で催促状が来る辺りからマズくなりますよ。
催促状の中には、「○月○日までに連絡が取れない時は法的な手続きによる解決を検討させて頂きます」といった内容が記載されていますので、借金返済という現実から目を背けることはできません。
放置する期間が長ければ長いほど大きなトラブルへと発展しやすいため、返済の期日が遅れそうな場合は早めに貸金業者へと自分から連絡すべきですね。
信用情報に傷が付く
消費者金融やクレジットカード会社から借金しているだけでは、信用情報に傷が付くことはありません。
信用情報とはローンやクレジットカードの利用履歴を指し、全ての金融機関は個人の情報をシェアしています。
借金の返済が滞っていると信用情報に傷が付き、どんなリスクやトラブルがあるのか幾つか挙げてみました。
信用情報に傷が付くリスクやトラブル
- 住宅や車を購入する際のローンを組めなくなる
- 新しくクレジットカードを作成できなくなる
- カードローンでお金を借りることができなくなる
- スマホを分割払いで支払うことができなくなる
- 事実が知れ渡ると職場や家庭で信用を失うはめとなる
いわゆるブラックリストに載る形となりますので、高額になりやすい住宅ローンはもちろんのことクレジットカードの申し込みも断られてしまいますよ。
お金を借りるに当たり、信用が最も大事だときちんと心得ておかなければなりません。
借金が膨らみ続ける
現在では8人に1人の割合で消費者金融からお金を借りているというデータがあり、借金をするのは珍しいことではなくなりました。
しかし、借金の返済ができない時の一番のトラブルは、借金が膨らみ続けることです。
具体的にどのような流れで借金が膨れ上がるのか見ていきましょう。
借金が膨れ上がる仕組み
- 貸金業者からお金を借りることが普通の状態となる
- 最初は返済していても、借りるのが癖になると緊張感がなくなる
- A社の借金を返済するためにB社から別の借金をする
- 多重債務者となって元本だけが増え続ける
- 自分ではどうしようもない金額の借金に膨れ上がる
近年では消費者金融のコマーシャルで有名なタレントを起用しているため、「意外と敷居が低いのでは?」「安全性が高いのでは?」とイメージしている方は少なくありません。
危険性がないのは紛れもない事実ですが、借金の返済が滞れば時間が経過するごとに借金が膨らみ続け、余計に返すのが困難な状況になりやすいと把握しておくべきです。
借金返済ができない緊急時の対処法は?
借金返済ができない緊急時の対処法を知りたいと考えている方は多いのではないでしょうか。
借金の返済を放置すればするほどリスクやトラブルは大きくなりますので、早急に何とかしたいと考えるのは普通ですね。
民事で裁判を起こされて給料を差し押さえられると日常生活を送れなくなるため、緊急時の対処として法律事務所へと相談して債務整理を行う方法をおすすめします。
支払いが遅延しそうになった時は、次のような方法で対処可能です。
借金の支払いが遅延しそうな時の対処法
- 貸金業者へと返済が遅れる旨を事前に伝えておく
- 親族や身内の人間へと借金問題を相談する
- 親族に頼れない時は国民生活センターなど専門の機関に相談する
連絡をすれば1ヵ月程度は支払いを待ってくれるものの、緊急時の対処として効果的な方法ではありません。
借金が大幅に減額されるわけではありませんし、莫大な金額の借金であれば親族を頼ることも難しいため、借金問題のプロである法律事務所へと相談すべきです。
個人の借金の総額や収入など全ての要素を加味してベストな解決策を掲示してくれますので、一度インターネットや電話で問い合わせてみてください。
法律事務所の正しい選び方は?
借金を法律事務所へと相談するのが良いとは言っても、「どこへと依頼するのが良いの?」と疑問を抱えている方はいます。
そこで、以下では法律事務所の正しい選び方で押さえておきたいポイントをまとめてみました。
法律事務所の正しい選び方
- 債務整理に関する取り扱い件数や解決事例が多い
- 実際にメールや電話をして対応が早いのかどうか確認する
- 担当の弁護士が最初から最後まで携わってくれるのかチェックする
- 実際に相談して自分とフィーリングが合うのかどうか
「○○の法律事務所を選べば失敗はない」と言い切ることはできません。
最終的には自分とフィーリングが合うのかどうかは意外と大事ですので、電話やメールの無料相談を利用して直接確かめてみるのが一番ですよ。