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旦那が借金をする理由とは?
嫁がショッピングや生活費の補填として借金をするケースが多いのに対して、旦那が借金を繰り返す理由の中で最も多いのがギャンブルです。
パチンコやパチスロ、競馬や競輪などギャンブルをやめられない依存症の旦那は多く、借金をしてまでハマる理由を幾つか見ていきましょう。
借金をしてまでギャンブルにハマる理由
- 審査に通れば誰でも簡単にクレジットカードやキャッシュカードを持てる
- 毎月貰っているお小遣いが少なくてお金を借りなければギャンブルができない
- 「一度でも勝てば借金を返せるから」と甘い考えを持っている
ギャンブルによる借金問題がエスカレートすると、離婚に至ることも多いので気を付けなければなりませんね。
もちろん、ギャンブル以外にも年収に見合わない自動車の購入や、キャバクラや風俗など女遊びの激しさが原因で借金が膨れ上がることもありますよ。
旦那の借金問題が発覚する理由とは?
仮に貸金業者から借金をしていても、妻へと知られる前に完済すれば特に問題はありません。
しかし、妻にバレると夫婦の関係が崩れたり離婚問題に発展したりするケースが多く、旦那の借金問題が発覚する理由をまとめてみました。
旦那の借金問題が発覚する理由
- 借金の返済が滞っていて貸金業者から催促の電話がかかってくる(通常は携帯電話にかかってくるが、契約の際に登録した自宅の固定電話に催促が来るケースはある)
- 長期間に渡って滞納していると電話だけではなく、自宅へと郵送で督促状が届けられる
- 自宅へと借金の取り立てに来られる(深夜や早朝などの時間帯でなければ自宅への催促は特に禁止されていない)
- 旦那の知り合いを介して借金をしていた事実を知られてしまう
借金の返済期限を守らずに滞納していると、催促の電話や手紙で妻に知られる可能性が高くなるわけですね。
旦那の借金問題が発覚した際に至急行いたい対応とは?
旦那の借金問題が発覚し、「自分の旦那が借金をしていたなんて・・・」とショックを受ける奥さんは少なくありません。
怒りで文句を言いたくなる気持ちは十分に分かりますが、借金問題はデリケートだからこそ慌てずに冷静な行動を今直ぐに行うべきです。
そこで、以下では旦那の借金問題が発覚した際に至急行いたい対応をまとめていますので、何から始めれば良いのかきちんとチェックしておきましょう。
旦那の借金の借入先や金額を全て把握する
借金問題を夫婦で解決していくに当たり、旦那の借金の借入先や金額を至急把握しなければなりません。
「100万円しか借りていないと言っていたが、完済した時には別の債務があった」というケースは多いので、自己申告だけを信じずに次の内容を聞き出すべきです。
旦那から聞き出さなければならない情報
- どの貸金業者から借り入れているのか?
- 借金の総額はいくらなのか?
- キャッシングの金利はどのくらいか?
クレジットカードやキャッシングの利用分を正確に把握するには、目の前で株式会社日本信用情報機構(JICC)や全国銀行個人信用情報センター(KSC)などの個人信用情報機関へと問い合わせるように奥さんが指示してください。
なぜ借金をしたのか理由を聞きだす
なぜ借金をしたのか旦那に理由を聞きだすのは、常習者なのか判断するのが目的です。
「お金を返してもまた借りてしまう」と常習性がある人には次の特徴があります。
借金の常習性がある人の特徴
- 節度がない
- 節約ができない
- 我慢ができない
- 快楽に弱い
- お金の管理ができない
常習性があると借金の根本的な原因の解決に繋がらないので、繰り返さないためにも借金の理由を見極めることから始めましょう。
共同で借金の返済計画を立てて実行する
「夫が借金をしていた事実を隠していたから直ぐに離婚する」と決め付けるのではなく、離婚しなくても良い方法を二人で一緒に考えるのは重要ですよ。
かと言って今まで黙って借金をしていた夫が自分の力で全て返済するのは難しいため、共同で借金の返済計画を立てて実行に移す必要があります。
以下では、返済計画書を作成するに当たって押さえておきたいポイントをまとめてみました。
返済計画書の作成で押さえておくべきポイント
- 夫の収入から生活費や将来の貯金額を差し引く
- 残りのお金で月々の返済額と完済日を設定する
- 借入先が複数ある場合は金利の負担を減らす目的で一本化する
- 新たな借金を防ぐためにクレジットカードやキャッシュカードを取り上げる
借金の理由を確認して常習者だと分かった場合は将来の家計の基盤も危うくなりますので、早急に借金を完済する計画を一緒に立てましょう。
旦那の借金の肩代わりは絶対にやらない
保証人になっているケース以外では、旦那の借金の返済義務は奥さんにはありません。
自分の借金は自分の力で解決しなければならないのが基本ですが、旦那の借金の肩代わりは絶対にやらないべきです。
「とりあえず借金をゼロにすることから始めよう」と考えている奥さんは多いものの、借金の肩代わりには次のデメリットがあります。
奥さんが借金を肩代わりするデメリット
- 妻や夫婦共有の貯金から返済する
- 借りられる範囲が増えただけになる
- しばらくすればまた借金をしてしまう
自分で苦労しなければ借金癖は直らないので、「借金しても誰かが代わりに支払ってくれるだろう」と考えさせないためにも心を鬼にして肩代わりをしないのがポイントです。
法律事務所へと相談して債務整理を行う
旦那の借金の額が大きすぎて手に負えない時は、至急法律事務所へと相談して債務整理を行いましょう。
100万円以内の金額であれば旦那の浪費癖を直して返済計画を立てていれば、少しずつ借金を減らして完済できます。
しかし、あまりにも借金が多いと金利や利息を毎月支払うだけで精一杯の状態に陥りやすいので、高額な借金を清算する目的で債務整理を行うべきですよ。
「債務整理は初めてだから何をすれば良いのか分からない・・・」と不安を抱えている方でも、法律事務所へと相談すれば弁護士や司法書士などのプロが徹底的にサポートをしてくれます。
現在では電話やメールを使って気軽に無料相談を行うことができるようになりましたので、旦那の借金問題は法律事務所で解決してみてください。