嫁が借金する理由とは?

「妻の浪費癖が激しくて借金が発覚した」という男性はいませんか?

自分の収入を管理してもらっていて、ある時に借金問題に気付いたというケースは多々あります。

人によって異なりますので一概には説明できないものの、嫁が借金する理由を幾つか見ていきましょう。

嫁が借金する理由

  • 専業主婦やパートで働いている女性など、自分の収入が少なくて自由に使えるお金がない
  • 夫の収入源が少なくて、新たに借金をして生活費の穴埋めを行っている
  • 旦那さんが昼間に仕事でいない時に暇を持て余し、孤独感を解消するためにショッピングで浪費している
  • 依存性が高いパチンコやパチスロなどのギャンブルにはまっている(ギャンブル依存症)

経済的に圧迫されていない家庭でも、嫁が借金を繰り返して総額が膨れ上がることはありますよ。

専業主婦が自分の名義で借り入れできる借金は限度額の低いクレジットカードや、総量規制のない銀行カードローンなどそこまで多くありません。

しかし、現在では専業主婦でもキャッシングができますので、旦那さんの知らないところでお金を借りて浪費する女性はいます。

嫁の借金問題が発覚した際に至急行いたい対応は?

嫁の借金問題が発覚し、次の疑問や悩みを抱えている旦那さんは実に多いのではないでしょうか。

嫁の借金が発覚した際に感じる疑問や悩み

  • 家族の借金だから自分が支払わなければならないのでは?
  • 離婚した時に借金問題はどうなるのか?

夫である自分にも返済義務が生じるのであれば、至急対応しなければと焦ってしまいますよね。

しかし、基本的に嫁の借金は夫に返済義務はなく、その理由を簡単にまとめてみました。

嫁の借金を夫が返済しなくて良い理由

  • 妻の借金は夫の資産に影響を及ぼさない
  • 借金はあくまでも個人の問題と考えられている
  • 嫁が借入をした際は嫁の資産から返済する

自分には返済義務がないからと安心している人はいますが、借金問題を放置していると夫婦の信頼と絆を修復するのが難しくなります。

最終的に離婚に繋がる家庭も非常に多いので、嫁の借金問題が発覚した際に至急行いたい対応についてチェックしておいてください。

自分で作った借金は嫁に返済させることを前提に話を進める

助けてあげたい気持ちは山々でも、自分で作った借金は嫁に返済させることを前提に話を進めるのがポイントです。

自宅で洗濯や料理などの家事を行う専業主婦でも、次のように自分でお金を稼ぐ方法はたくさんあります。

専業主婦がお金を稼ぐ方法

  • 家の近くのスーパーやコンビニでアルバイトやパートをする
  • 外へと出て働くのが嫌であれば内職をする
  • 仕事を依頼したい人と仕事を受けたい人をマッチングするクラウドソーシングを利用する
  • 暇な時にポイントサイトやアンケートサイトでコツコツ稼ぐ

家計の管理を担う奥さんが経済的に自立できていないと、これからの人生で良好な夫婦関係を築くことができません。

そのため、「欲しい物があれば自分で働いて買わなければならない」と嫁に自覚させ、自分の収入の範囲でお金を返して借金問題を解消していくことに関しては全面的にサポートすべきですよ。

生活費を穴埋めする借金は夫も負担しなければならない

嫁がギャンブルやショッピングで自分で作った借金とは違い、生活費を穴埋めする目的で作った場合は夫も負担する義務があります。

家族の生活費を補填する借金は日常家事債務と呼ばれていて、該当する項目を幾つか見ていきましょう。

日常家事債務に該当する項目

  • 家賃や光熱費など生きていくために必要なお金
  • 食料品や日用品などの生活必需品
  • 夫や妻など家族全員の医療費
  • 子供の教育費や養育費

「嫁が自分で借金したんだから俺に返済義務はないだろう」と考えている旦那さんは多いものの、妻が勝手に借金をしたケースとは異なりますので一緒に返済していかなければなりませんね。

生活費が足りなくなるのは家族全体に問題ですのでどちらかが悪いと決めつけるのではなく、自分たちの収入や支出を把握して節約をして借金の総額を減らす対策を至急行うようにしてください。

法律事務所の弁護士へと借金問題を相談する

嫁が借金していたことが発覚し、「許せない」「我慢できない」と離婚を持ちかける夫は少なくありません。

お金の問題は非常にデリケートで、一度でも内緒で借金していたことがバレると信用を失ってしまいます。

借金を理由に家庭裁判所へと離婚調停を申し立てることは可能で、どんなケースが該当するのか幾つか挙げてみました。

借金を理由に離婚できるケース

  • パチンコやパチスロなどギャンブル依存症に陥っている
  • 浪費癖が激しくてブランド品を買いあさっている
  • 嫁が複数の貸金業者からお金を借り入れている
  • 借金が原因で家族や親族との信頼関係が破綻した
  • 借金に加えて家事や育児を放棄している

借金を理由に離婚できても、「嫁の借金が発覚した=絶対に離婚した方が良い」と決め付けることはできません。

借金問題は皆さんが考えているほど重大なものではなく、法律事務所の弁護士へと相談すれば解決できます。

嫁の借金問題を至急何とかしたいのであれば法律事務所のプロに債務整理をお願いするのが効果的で、妻の借金を肩代わりするよりも良い理由を見ていきましょう。

妻の借金を債務整理するメリット

  • 5年間~10年間はクレジットカードを使うことができない
  • スマホの機種代金を月賦で支払うことができなくなる
  • 新たにキャッシングをしたりローンを組んだりできなくなる

この期間を妻が経済的に自立する時間だと考えれば、離婚しなくても良好な夫婦関係をこれから築いていくことができますよ。

債務整理は皆さんが考えているほど大変なものではないので、借金問題を解決するプロが在籍している法律事務所へと一度足を運んでみてください。

債務整理を行うべき借金の金額は?

一概に決め付けることはできないものの、妻の借金が100万円以内であれば親兄弟身内で解決できます。

再計画がやりやすいローンの組み換えを行ったり、コツコツと節約して借金問題を自分たちで何とかするのは不可能ではありません。

しかし、妻の借金が300万円以上に膨れ上がっていると至急何とかしなければならないため、法律事務所での債務整理を選択肢の一つに加えてみましょう。