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借金まみれになりやすい人の特徴とは?
少額の負債であれば借入額は少ないため、毎月の支払額をそこまで増やす必要はありません。
しかし、最初は少なくてもだんだんと膨れ上がり、借金だらけの状態になって「辛い」「苦しい」とどうしたら良いのか分からない方は多いのではないでしょうか。
そこで、以下では借金まみれになりやすい人の特徴を幾つか挙げてみました。
借金まみれになりやすい人の特徴
- ギャンブル依存症など金銭感覚が狂っている
- 他人への依存心が強くて物事を自分で決められない
- お金を借りても直ぐに返せば良いと楽観的に考えている
- 自分を大きく見せようと見栄を張っている
- 小さくても大きくても簡単に嘘をつく
初めて消費者金融でお金を借りる場合、「何が何でも返さなければ・・・」と考えるのが普通ですよね。
この状態であればまだ大丈夫ですが、何度もお金を借りては返すを繰り返していると、だんだんと緊張感がなくなって返済を滞らせて借金まみれになってしまいます。
借金まみれでやばい、早く返したい時はどうすれば良いの?
借金まみれの状態を放置していると、次のリスクがありますので気を付けなければなりません。
借金まみれによるリスク
- 毎月の返済額が増えて苦しい生活を送らなければならない
- 精神的なストレスが増幅して、「辛い」「死にたい」と考えるようになる
- 自分ではどうしようもないと諦めてしまう
借金返済のプレッシャーやストレスが溜まり、うつ状態になるケースは少なくないですよ。
かと言って、「やばい」「何とかしなきゃ」と考えていても、毎月の仕事での収入は決まっていますので直ぐに返すことはできないでしょう。
以下では、「借金まみれでヤバイ」「借金を早く返したい」という方のために、何をすれば良いのかまとめてみました。
時効で借金から逃げるのは100%不可能だと把握する
借金が膨れ上がってヤバくなり、「時効で借金から逃げれば良いのでは?」と考えている方は少なくありません。
確かに、一定期間に渡って逃げ切れば借金を返す必要はなくなり、罪を犯して逮捕される心配もないです。
具体的にどんな条件を満たすと時効が成立し、借金を返さなくても良い状況となるのか見ていきましょう。
借金の時効の条件
- 返済期日の翌日から5年間が経過している
- 5年間の間に何も督促されていない
- 消費者金融など貸金業者から連絡がない
- 一切返済していなくても裁判を起こされていない
消費者金融などの業者から5年間に渡ってこれらの条件を満たせば借金はなくなるものの、お金を貸すプロが5年間に渡って債務者へと何もアクションを起こさないことは絶対にないですよ。
「早く返したいから時効を待つ」という考え方はNGで、逃げ切るのは100%不可能だと把握しておいてください。
現在の自分の借金状態を把握する
借金の総額が100万円を超えてくると、貸金業者から送られてくる明細書から目を背けたくなる気持ちは十分に分かります。
少しずつ金額が増えているとどうしようもなくなりますが、現実逃避しても借金まみれの状態から脱出することはできません。
そのため、まずは現在の自分の借金状態をきちんと把握することから始めるべきですね。
自分の借金の状態を知るために、具体的に取り組みたいことを幾つか見ていきましょう。
借金の状態を知るためにやるべきこと
- 貸金業者から送られてくる明細書や契約書に目を通す
- 各借入先ごとの借入金額を確認する
- 月々の返済金額や返済日を把握する
集めた情報を忘れないように、ノートやExcelを使ってまとめるのがポイントとなります。
中でも借金の返済日と最低返済金額だけは押さえておかなければならず、支払いが遅れると遅延損害金が加算されますので注意してください。
繰り上げ返済をして少しずつ確実に減らす
借金まみれの状態となり、一刻も早く返済して地獄から解放されたいと考えるのは当然です。
何かから逃げ回る生活が続くのはとても辛いですし、精神的なストレスで日常生活に支障が出ることもあります。
しかし、借金を早く返したいからといって直ぐに何とかなる話ではないので、繰り上げ返済をして少しずつ確実に減らしていきましょう。
繰り上げ返済は貸金業者によって任意返済や随時返済など言い方が異なりますが、次のような借金の返済方法を指しています。
借金の繰り上げ返済とは?
- 毎月決められた金額を貸金業者へと返済する
- その額とは別でATMから自主的に返済する
- 1万円でも2万円でもボーナスなど臨時収入が入った時でOK
「臨時収入が入ったから少しは贅沢しても良いだろう」といった考え方では、借金を早く返すことはできませんね。
ボーナスを貯金するくらいであれば返済に充てた方が良く、一刻も早く返して利息の支払い額を減らすのがポイントです。
ただし、ATMを使った繰り上げ返済で手数料が発生するケースがありますので、そんな時は小まめに返すのではなく一度にまとめて手続きをしましょう。
多額の借金がある人は法律事務所へと相談する
借金を早く返したいのであれば、以下のようにコツコツと毎日の生活で努力する必要があります。
借金を早く返すには?
- 肉体的な疲労が残らない程度に本業とは別でアルバイトをして収入を増やす
- 自炊をしたり電気代を抑えたりと生活費を節約して借金に充てる
- 無駄遣いは絶対に避ける(当然のようにギャンブルはやめる)
自分で借金を減らす努力をしなければならないものの、多額の借金がある人は自分の収入で返済できないケースも少なくありません。
にも関わらず、自分一人の力で抜け出そうと頑張り過ぎていると肉体的にも精神的にも悪影響ですので、法律事務所へと相談すべきです。
債務整理を専門的に行っている法律事務所へと相談すれば、あなたの今の借金や収入などあらゆる面を考慮して借金返済のサポートをしてくれますよ。
借金問題は、「○○を行えば直ぐに解決する」といった単純な話ではないので、一人で闇雲に努力するよりも債務整理のプロへと相談した方が良い理由は何となくお分かり頂けるのではないでしょうか。
「借金ができれば法律事務所を頼れば良い」という考え方が良いわけではありませんが、自分一人で解決できない時は相談してみてください。